胡町の家／thh

 

敷地は福山市の中心部、城へと続く商店街として江戸から続く町割りが残る地。敷地内には空襲を免れた古い蔵も残るが、住宅を建てる場所は間口６m奥行き２０mという細長い敷地であり、また３方には建物が迫っている。そのため、家族が過ごす時間の長いLDKと水回りを２Fへ配置し、天井を高く取り天窓を設けることで明るい空間を確保。ご両親やご親戚が集まることも多いということで大きなキッチンとみんながそろって食事のできるダイニング、大人とこどもの居場所を各所に散りばめた。

全館空調システムのパッシブ冷暖を採用し、１台のエアコンからダクトを延ばし寒くなく暑くなく、一年を通じて過ごしやすい家。断熱材はセルロースファイバー。

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所在地：広島県福山市

構造規模：木造２階建（SE構法）

延床面積：125平米

竣工年月：2019年7月