尾道らしい坂と路地の中に建つ平屋建ての家の一部屋の改修です。小さなお店のような、人が集える場をつくるため路地側の壁を解体して、縁側をつけ、そこを出入り口にしました。光を取り入れ、空気を通し、それによって街を取り込む。壁には漆喰を塗り、束には石を、そして手摺りもかねた竹は事務所の裏山から切り出した超一級品を使いました。大工はやさしさいっぱいの寄国さん、ありがとうございました。
▲ながえのまのま