内子杉の家/mzhr#2

 

内子の書斎の隣にある離れを今の暮らしに合わせて快適に住める家に改修するプロジェクト。半地下、半外として使われていた物置部分も屋内に取り込み、吹抜けを通してひとつの大きな空間にしたことで、新築では考えられないような面白いつながりが生まれました。

使った杉は全て内子産、さらに床材は裏山を間引いた杉を製材して使用、建具類も家具類も既製品を使わず全て杉を使って製作。ウッドショック真っ只中だったというのに全く影響を受けることなく、木の産地の強さと歴史と美しさ、そして正しさを感じました。
大工さんも、左官屋さんも、建具屋さんも、屋根屋さんもみんな地元の人で、その中に設計者として仲間に入れてもらえたことが何より幸せでした。

内子には家づくりの道しるべとなるような方法がまだ残っています。

施工:上岡工務店
断熱材:シュタイコ
柿渋:トミヤマ

竣工写真:水本誠時

所在地:愛媛県喜多郡内子町
構造規模:木造二階建て
延床面積:95平米
竣工年月:2022年7月